心理学、世の中、時々デザイン

心理学にまつわるお話、時々デザインを目的にしてます。

ブログ主のスペック

こんにちは。こうしてブログを読んで頂き光栄です。ありがとうございます。

私の過去の経歴は取り立てて華々しいものではありませんが、それでも興味を持って頂けると嬉しいです。

 

現在アラサーの会社員です。

過去は、公立高校から一浪してハチクロの舞台である某美大油絵科に進学。と、ともに最高額まで奨学金を借り、授業料を支払い、足りない分はバイト代で支払うという経験をしました。今は絶賛返済中です。

 

そういった経緯を持っているのですが、今はしみじみほっこりじわーっと生きています。

 

私は自分に興味を持って欲しい、という欲求が強いからなのか、人の身の上話を聞いて覚えてしまい、もっと自分にとって必要な記憶を消しています。

 

ですので、もしコメントに読んで下さった方の身の上話や相談が書かれていたら思わず長文での返信をしてしまうかもしれません。

 

というわけで、コメントも随時お待ちしております。

嫌われる勇気ー読む前の私の心理状態

私は高校受験前日に、ユング心理学の本を買いました。一言でいうなら、真面目すぎて癒しではなく、今の不安さを解消しようとして真面目に本を買っちゃったのでした。

 

そこには無意識と意識や、アニマ、アニムスなど、中学生の私には必要だった内容がこと細やかに記載されていて、随分熱中できる内容だと思いました。

女子中学生は恋愛できるか否か、恋愛対象になるか否かで価値がきまると思っていて、ユングは恋愛の段階の内容にも触れていました。

(ちなみに高校受験は、公立高校で倍率もそこまで高くはなく、受かりました。)

 

大学に行っても変わらず、河合隼雄先生の本を読み、精神科医とは命をかけて患者とやりとりをする場だというお話があり、まだ若かりし私はやはり多いに助けられました。

 

そして、私は社会人になり、今までは経済学のなんたるかも知らない人間から、奨学金を多額借りたことにより、経済に興味を持つ人間になりました。

恋愛ではなく、資本主義に比重をおき、村上春樹の小説から、投資信託を勧める本、逆に金持ち父さん貧乏父さんなどの投資術、ビジネス本を買い漁るようになっていきました。

 

いずれにしても、目的は一つ、今の課題を解決し、更に世に名を残したいという承認欲求と、劣等感からではないかと今では考えており、自分の年齢に合わせて本の内容を変えただけなのでした。

 

そして、ビジネス本でベストセラーとなった、嫌われる勇気に出会います。

 

 最初は、だらだらと自己啓発がかかれ、巷によくある「俺の生き方は正しいから、見習えば俺みたいになれる」といったような自分の正当性を、主張する本だと思っていましたが、これはアドラー心理学を主軸とした本で、私が昔から追い求めてきた欲求が、全て書かれていて、まさに、目から鱗でした。

次回、その内容に少しずつ触れて行こうと考えています。

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え